こんにちは,えいたです。
今回は自作マイコンボードの試作製作をしたときの様子をまとめてここに記したいと思います。
最近になって製作を再開したんで
成果を整理する意味も込めてここに記します。
今回の記事を見るとためになる情報は以下の目次にある通りです。
目次
- マイコンボードを作る行程【Kicad】
- 製作する際にやってはいけないこと
- 必要な電子部品の表
- 格好
- 回路図
- 配線図
- 発注して届いた基板
マイコンボードを作る工程【Kicad】
以下の手順がざっくりな設計手順です.
- 回路図を作成
- フットプリントを作る
- 回路図レイアウトエディタでシンボル情報とフットプリント情報を結合する
- ネットリストを生成
- PCBレイアウトエディタでネットリストを展開して配線を設計する
- 配線を設計してある基板を基板製作事業に発注する
製作する際にしてはいけないこと
ここでアドバイスしたいことですが
絶対に『既に製品化されているマイコンボードをまねる。照らしてつくる』
これを意識してください.
完全に一からご自身の電気回路知識で作るのは不可能に近いです.
必要な電子部品の表
そして以下の表がマイコンボードに使用した電子部品の情報です.
記号 | 値 | 数量 |
C1, C6,C14 | 0.01μF | 3 |
C2 | 22μF | 1 |
C3,C13 | 10μF | 2 |
C4 | 4.7μF | 1 |
C5, C7, C11 | 1μF | 3 |
C9 | 100μF | 1 |
C8, C10 | 0.1μF | 2 |
C12 | 33μF | 1 |
F1 | Polyfuse | 1 |
J1 | USB_B | 1 |
J2 | Conn_01×02 | 1 |
J3 | Conn_01x16~30 | 1 |
J4 | Conn_01x15 | 1 |
R1 | 33kΩ | 1 |
R2 | 22kΩ | 1 |
R3 | 1.5kΩ | 1 |
R4, R5 | 22Ω | 2 |
R6 | 4.7kΩ | 1 |
R7-R9 | 47kΩ | 3 |
SW2 | SW_Push_SPDT | 1 |
SW3 | SW_Push | 1 |
SW1,SW4-SW6 | SW_Push_SPDT | 4 |
U1 | ASDMB-12MHz-LC-T(1) | 1 |
U2,U5 | TAR5SB33 | 2 |
U3 | RX231_pin48 | 1 |
U4 | TA48M05F | 1 |
格好

回路図
そして以下の画像が製作した際の様子です.




配線図

配線で注意することは
電流値が大きければ配線幅を大きくすることです.幅を間違えるとノイズが生じたり
配線が燃える可能性もあります.
私の場合, 1Aで1.2mm幅で
250mAで0.25mmなどのパターンを設定してやっていました.
発注して届いた基板

今までに2回ほど基板設計と発注を繰り返したのですが
これ以前のモデルも含めると
3つほどモデルを作っています。
その回数分失敗しているんです。
失敗していることがわかるのは
USB通信でパソコンからプログラムを挿入するときです.(ビルド)
このときにたいていエラータブがパソコン側で出ます。
つまりマイコンが正常に作動していない証拠なんですね。
マイコンボード製作は難しいです。
是非,次回では成功した製作で記事を作りたいと思います。
まとめ
読んでいただきありがとうございます。
次回は絶対に成功した自作マイコンボードを記事に上げます。
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