こんにちはえいたです。
この記事では「ヒューズ回路の実験【初心者向け】」に言及します。
最近マイコンボードを作ったのですが
誤ってショートさせて(7Aがマイコンに流れた)マイコンが故障しました。
安全装置であるヒューズをつけていたのですが
その回路が間違っていたので
その改善をここに記します。
この記事では実験(用途)の様子を記すので
ヒューズの概念を知りたい方は
僕が個人的にお気に入りのサイトをご覧ください。
ヒューズ(1) ―― ヒューズとは
要は何に気を付けたら作れるのか結論を
第1章目に書きます。この記事内でマイコンの作り方がわかるように説明します。
ヒューズは入力側につける
つまり守りたい素子であるマイコンの手前に設置しましょう。プラス側、入力側に設置とも言います。なぜかというと、過電流がマイコンに流れる寸前に阻止するためです。ヒューズとは関係ありませんが、回路については
僕が作ったロボットの回路図を是非ご覧ください。
全日本終わりの初心自作マウサーの教訓【マイクロマウス 自作】
実験に使用したものとその型番など

用意するものは
- 安定化電源(出力電圧は定格15V以上で[A]調整ができるもの)
型番:UC305 シリアルコード:(あるけど見せれない) 社名:UNIROI - アース付き端子を写真のように変換する変換器
- ワニ口電線
- ヒューズ(定格0.75A)
- LED(定格20mA)
- 1kΩカラーコード
- ブレッドボード
- 導線(配線役割)
です。
今回はLEDと抵抗をマイコンと仮定します。
ヒューズが切れるまでの過程

まず上記のようにブレッドボードで準備し、肝心な回路の先頭はあえてつなぎません。
自分のタイミングでヒューズと接続するためです。
赤のワニ口は安定化電源のプラス側で、黒のワニ口はGND側で接続してます。

この安定化電源は一定の電流のつまみが回るまで電圧出力許可を出さないようになってます。出力許可が出たら電流は極小であるということです。そして電圧は3.3Vに合わせました。
そしてまず通電させると、LEDがつきます。(ヒューズをつけ忘れました。しかしつけても無事にLEDはつきます。)
続いて黒のジャンパーでショートさせて、ヒューズで通電させると
LEDがつかなくなりました。
安定化電源を見ると、過電流が出ることを検知して自動で電圧が下がっている様子が伺えます。そして0.94[A]ですが、どういう数値かわかってません。
ひょっとすると、電流つまみで回した分の電流かもしれません。
次の動画では一度通電をやめて、電圧を10Vに合わせて
再び通電させた結果です。
見えますか?(笑)
ヒューズが切れました。まぁ安全装置が働く前にヒューズが切れたのだと思います。

ヒューズを外して再び3.3Vで通電させたら、LEDはつきました。
このようにヒューズは素子が壊れる前に切れるようにしてます。
今回のまとめ
いかがでしたか!
僕は意外とこの知識を知らなかったので、記事にするとよいと思ったので
知らない方にこの記事を見ていただきたいです。
ここに記録として残しました。